以前に観覧してとても楽しかったフエルサブルータ。
なんと公演直後にDJが始まるというスペシャルな期間があり、RAM RIDERが出演するということでレーザーを担当しました。
装置がとても大規模で感心するのですが、せっかくやるならとこちらからリクエストしたことを実現してもらえて、さらには演出を一緒にできたことにとても感謝しております。

スタッフの方も日々の公演でとても多忙な中、非常に親切にご対応いただけて感謝しています。
公演内容は常にアップデートしているようですし、まだの方は是非。

またこういった機会があるといいなあ。

フエルサブルータ公式:
http://fbw.jp/

その日の映像(公式instagram)

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hi-farmではさまざまな種類のレーザー演出を行っています。

ライブ・コンサートやクラブイベントでまっすぐなビーム光線やオーロラのような柔らかい光。
これらがレーザー演出です。

ここしばらくはライブだけではなく展示会、格闘技などスポーツの場や屋外でもレーザーショー・イルミネーションと合わせた演出を目にする機会が増えています。

hi-farmではライブや野外イベント、CM撮影など様々なシーンでレーザー演出の経験をしており、しっかりと事前に作り込みを行うことで音楽などとのしっかりと連動、調和した演出を行います。
また、ご予算や演出もご希望にあわせて最適なプランをご提案致します。
さらに、hi-farmはプログラマでもあるという強みを活かし、事前に作り込むだけでなく人の動きや音など外部の要因に合わせてインタラクティブに反応するレーザー演出を行うことも可能です。
既存のレーザー制御ソフトと共存することも可能になるようにプログラムの開発もしておりますので、インタラクティブなレーザー演出と細かく作り込まれたレーザー演出とをシームレスに連動させることが可能です。

レーザー演出の一般的な種類

レーザー演出は見慣れている方もたくさんいらっしゃるとは思いますが、具体的に何ができて、何ができないか。何が得意で何が不得意か。ということはわかりにくくなっております。
まずは一般的なレーザー演出の種類をご紹介します。

レーザービーム演出

一番一般的なレーザー演出です。
ステージから観客側へレーザーを投影し、ビームが観客の頭上などを通ることで映像や照明とも違う、迫力のある演出を行うことが可能です。

ビーム演出の例

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レーザーグラフィック演出

レーザーは特性上、線画が得意です。文字やグラフィックなどを投影することも可能です。
ただ、グラフィックはレーザービームと比べるとスキャナーが高性能でないとちらつき(フリッカー)が多くて認識するのが難しくなってしまいます。
hi-farmではちらつきを軽減するためにデータの最適化や演出上の工夫を行い、ご予算とも合わせて最適な解を模索しクライアント様にもご納得いただける演出を目指し、制作致します。

グラフィック演出の例

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その他、様々なレーザー演出

既出の演出と重なるところもありますが、その他の演出の種類を挙げます。

1. プロジェクションマッピングとの融合

湯河原にて開催されたプロジェクションマッピングにて、映像と音とタイミングを合わせたレーザーの演出を行いました。
映像が投影されている周りでのレーザーによるビーム・グラフィックでの演出に加え、前半では光るドローンと連携してオーロラのようなレーザー演出を行なっています。
映像内、一部ドローンの光も制作しております。

2. 屋外でのレーザー演出

品川シーズンテラスにて、庭に向けてレーザーを投影しています。事前にお客様が入る場所・入らない(入ることができない)箇所を打ち合わせた上での投影です。

3. インタラクティブな演出

メディアアートやインタラクティブコンテンツの開発環境であるTouchDesignerやKinectなどと連携し、インタラクティブに投影します。
この他にも音声入力やAbleton Liveと連携することも可能です。

映像ファイルをリアルタイムでレーザーに変換しています。

4. 統合型

様々な演出を統合し、音楽と完全に同期したレーザー演出を行います。
こちらではキューブ型のスクリーンにレーザーを投影し、レーザーのビームとグラフィックを活かしつつ音楽と連動して見たことのない空間を演出しています。

hi-farmではレーザーの演出プランからご提案することも、お客様のご希望に沿った演出を行うことも可能です。ご興味持たれましたらContactよりお気軽にご連絡ください。

レーザー機器の扱いと安全について

ここ最近はレーザー機器の価格も以前よりははるかに購入しやすくなっており、レーザー演出のオペレーションを行う敷居が下がっております。
しかしながらレーザーは高密度で集中したパワーを持つ光であり、危険性をしっかりを把握した上で設置プランの検討、設置、リハーサルや本番での運用が必要です。
最悪の場合、カメラやプロジェクターなどのレンズの破損や燃焼、失明など致命的な事故を生じる可能性があります。

hi-farmではレーザープロジェクターを適切に扱うためのLASAの安全管理責任者の資格を有しており、安全を十分に留意した上での運用を行います。
また、日本だけでなくアメリカ合衆国やアフリカのタンザニアでのレーザー経験もあり、海外でのレーザーデザイナーの友人もおりますので海外での演出でも法的な問題など解決した上で演出を行うことも可能です。


参考映像:レーザービームがカメラにあたり、時間が経つごとにカメラセンサーが壊れて行く様子をご確認いただけます。

こちらの実績もぜひご覧ください。