某イベントに向け、カメラの映像をグリーンバックで抜き取り、CG(Unreal Engine)上に埋め込む簡易システムの開発とオペレーションを行いました。
初めてのUE4、スタジオではない屋外の現場でのくり抜きとチャレンジが多い現場になりました。

もっとやれたことはあると思うのでブラッシュアップを引き続き行いたいです。

[2020.04.07] レーザー関連のソフト・ハードウェアの会社, Pangolin Laser Systemsさまのブログに記事を公開していただきました!
https://pangolin.jp/blogs/powered-by-pangolin/creating-a-real-time-interactive-laser-display-with-beyond

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2019.11.01 – 11.04まで横浜の象の鼻パークにて開催された光を使ったアートイベントである、スマートイルミネーション横浜2019に参加しました。

スマートイルミネーション横浜は私にとってとても思い入れの深いイベントです。
2年前に初めて公募のスマートイルミネーション・アワードに応募し参加したことから、自分で作品を作って発表するようになり、昨年の賞の副賞として、今年も参加することができました。

一昨年、昨年と六本木アートナイトでは観賞することを軸に作っていましたが、今回はテーマが「スポーツ・からだ・エモーション」なのと、税関を候補として進めていたので思いっきりわかりやすいものを作ることにしました。
仕組みは動画にも書いていますが、体験者の動いた方向に光の粒が流れ、姿を塔にレーザーでリアルタイムに投影します。

開催中はとても踊りが得意な人やグループでわいわいと遊んでもらうことが多く、作者ながらもみなさんが新しい遊び方を見つけてくれたりどうすれば面白いか?と列に並びながら考えている様子をみては、体験型コンテンツらしい、「来場者によって完成する」作品になったのではないかと考えるようになりました。

今年の様子をまとめました。

SNSでの様子もまた別記事で載せておこうと思います。

また、実施するには様々の人のご協力があり、実現することができました。
スマートイルミネーションのみなさんのご協力、横浜市、税関の方、LASAのみなさんのご協力本当に感謝しています。
あとは寒い中手伝ってくれた奥さんや、現地で手伝ってくれたボランティアスタッフのみなさんにも本当に感謝です。
(特に、初日手伝ってくれた方は場を作ってくれて、開催中の楽しみ方の方向性が見えました)
個人的には、資料作り含めとても良い経験をさせていただきました。

また機会があればいいなあと思いつつ、どこかで作ったものを発表できる機会を楽しみにしています。

ご興味ある方、facebookページ問い合わせからお気軽にご連絡ください。

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作品紹介のパネル:
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スマートイルミネーション横浜 2019 web:
https://smart-illumination.jp/
作品紹介ページ


過去の模様はこちらからご覧ください。

2018年の様子:
http://hi-farm.net/detail/2018/11/29/smart-illumination-2018/
2017年の様子:
http://hi-farm.net/detail/2017/11/04/smartillumination-yokohama-2017/

10月中旬に、風のセンサーを使った展示コンテンツを制作しました。

コンテンツの内容としては風を検知するセンサーを使い、風に触れる、というものでありUnityに新しく搭載されたVisual Effect Graphを使いました。

あまり会場にはいられなかったですが、無事動作したようで何よりです。
Visual Effect Graphの勘所が見えたのと、インタラクティブ要素との組み合わせ方が分かったのが良い経験になりました。

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10月に2件、ロボットアームを使った撮影システムを導入したイベントがあったのでシステム開発者として会場にてサポートを行いました。

いつもですが国際的なチームでお仕事できて、英語が喋られないもどかしさも感じますがとても面白いです。

システム自体は問題なく稼働しましたが、より良いものにするために勉強しないといけない課題を見つけられました。

また機会があれば。

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参考:
http://hi-farm.net/detail/2019/09/12/robotarm-highspeedcam-ae-uploader/

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2019.9.22 有楽町ヒューリックホールにて開催された、sora tob sakanaのライブツアーファイナルにて、レーザー演出を行いました。
sora tob sakanaは世界観がしっかりと作られていて、アイドルではあるけど明かりがくらい時間もあり、特別でお手伝いできたら面白いだろうなと思っていたのでとても楽しむことができました。

短時間ながらやりとりを進めつつ作り上げていくことはワクワクするもので、こういった仕事をできるのは幸せなことです。

演出としては、完成している世界を壊すことなく、だけどせっかくファイナルで入っているんだから空気になりすぎないようなところを自分なりに探してみたつもりです。

公式Youtubeからは1曲だけ、映像がアップされていますのでよろしければご覧ください。

ツアーセット後、バンドセットのライブがあってそちらはみていましたが、全く違う雰囲気になっていてsora tob sakanaの可能性を感じつつ、帰宅したのでした。

個人的には、
骨折がまだ完治していなかったのでお手伝いいただいてありがとうございました。(名前どう書いて良いかわからないから伏せておきます)

仕事してる感じ。

こちらのツアーにてレーザー演出を行いました。
12箇所、無事に終了出来ました。

グラフィック的にステージを拡張するような演出や、照明と密に連携した演出など、良いものになったのではないかと思います。

あと、内部的には制御機材をethernetケーブルで使えるものに変更してみたのですが、世界中のユーザーさんから意見を聞くことができて、事前に機材の長所短所を知ることもできました。
写真などはこちらが一番雰囲気がわかるかと思います。

2019/8/2 グランドハイアット東京にて開催された、Disco Leonにてレーザー演出を行いました。

会場するとまさにディスコを現役で楽しんでいたであろうお洒落な男女が当時の雰囲気を再現しているようで、とても楽しかったです。
今回はアドリブでの演出がメインでしたが、結構自分ではやれたんじゃないかと思っています。

また次回機会があればやりたいですね。

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少し前のお仕事ですが、某企業イベントにてロボットアーム+ハイスピードカメラと連携したシステムを作成しました。

簡単に仕組みを書くと、
ロボットアームの再生開始、終了のタイミングでトリガーを受信(電圧のOn/Off)し、それぞれの処理を行います。

開始時:
カメラの録画を開始

終了時:
カメラの録画を終了

カメラから録画したデータを自動で取得

フレームレートの調整や動画のエフェクトなどが作り込まれたAfterEffectsのプロジェクトファイルを使って自動でレンダリング

レンダリング後、扱いやすいようにffmpegなどのプログラムを使って動画とサムネイルを書き出し

アップロードし、web上にある動画ファイルのURLをQRコードで表示

そのまま保存できる端末であればそのまま保存、保存できない端末向けにe-mailの添付ファイルとして送信する仕組みを実装(今回は使いませんでしたが、LINEなどで動画をダウンロードすることも可能です)

信号の受信はArduinoを使ってSerial経由で受信しています。
自動化のプログラムはpython、サーバー上のプログラムはPHPで作りました。

最後に、完全にデモ動画ですが自分で撮ったものがあったので残しておきます。
本物には音声もついていますが、ここではカットしています。

robotarm_system1 from Mitsuru Takeuchi on Vimeo.

汎用性のあるシステムだと思うので、またいろんなところでお披露目できたらいいなあと思っています。

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六本木アートナイト2019にて展示を行いました。
アートナイトはオープンコール・プロジェクトに応募して採択されました。

採択後は展示場所の希望をダメ元ながらも伝えたのですが、各担当者の皆さんがとても前向きに検討してくれたおかげで、無事にミッドタウンの入り口、水景上にて作品の展示を行うことができました。

また、水景上に登るには体重制限があって、体の大きい私は当然ながら登ることができないので奥さんに協力してもらいました。ほんと助かった。

実際に施工してみると想像をはるかに超える難しさだったが開始前は人がたくさん集まってもらえたり話しかけてもらえたり楽しんでもらえたようで報われた気がしました。
こんなに大きなアートイベントに参加して、難易度の高そうな設置場所での展示を無事に終えることができ、本当に良い経験になりました。
さらには担当していただいた皆さんがとても親切で、とてもやる気になれました。

こうやって作品を作って展示する上で、自分の中で持っていたもやっとした想いを相談することができたのもとても良かったです。今後の糧になりそうです。

こういった作品作りは作品だけじゃなくて自分自身に向き合うことがたくさんあって、請け負う仕事とは全く違う楽しさがあり、今後も無理のないペースでやっていきたいと改めて思いました。

今年は幸いもう一回展示できる可能性があるので、まずはそこに向けて新たなものを作っていこうと思います。

最後に、写真や動画を貼り付けておきますね。

六本木アートナイト公式:
https://www.roppongiartnight.com/2019/

六本木アートナイト内 作品紹介ページ(実際の内容とは違うところがありますが):
https://www.roppongiartnight.com/2019/programs/12238

まとめ映像:

ripples / 武内 満 (六本木アートナイト2019、東京ミッドタウンにて) from Mitsuru Takeuchi on Vimeo.

facebook内、アルバムページ:
https://www.facebook.com/pg/hifarmnet/photos/?tab=album&album_id=2371198612968629

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